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菖蒲祭
5月5日の「端午の節句」は、「菖蒲(しょうぶ)の節句」ともいわれ、宮中では平安時代より盛んに催された節会の一つであります。菖蒲は古来より不浄を払い邪気を避けるものとされてきました。戦国時代の武将達は、悪魔祓いや災い除けのために、兜の前立に菖蒲を束ねました。そして菖蒲=尚武(武を尊ぶ)と同音であることから、武将達は好んで甲冑の模様に用いました。 徳川時代になると、そうした武器・武具・幟などに対する憧憬が、男子の成長に結びつけられて、武者人形を飾ったりするようになりました。 かつては、家庭で菖蒲や蓬を軒にさしたり、菖蒲湯につかり、今日でも男児のある家で、鯉幟や武者人形を飾り粽(ちまき)を食べたりするのは、病気や邪気を祓い清め、無病息災を祈る古来の心を今に伝える大切な行事です。 当日は氏子崇敬者の無病息災と延命長寿を祈念して午後1時より舞殿において神事が執り行われ、舞楽の奉納があります。
スポンサードリンク開催日・期間 | 2021年5月5日 |
場所 | 鶴岡八幡宮 |
お問合せ | 鶴岡八幡宮 TEL:0467-23-305 |
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